ゲーミングモニターを安く買いたくても、「1万円台でどこまでの性能を選べるのか」「価格を下げると何を妥協することになるのか」は気になるところです。
現在は、1万円台でも高リフレッシュレートの製品が複数あります。この記事では、2万円以下のゲーミングモニター20製品を調査した結果から、価格と性能の傾向、選ぶときに見ておきたい点を整理します。
安いゲーミングモニターはいくらから買える?

安いゲーミングモニターは、1万円台前半から選べます。2026年9月7日時点では、1万円を切る製品も確認できました。
ドウシシャの「AVISTA DGF240SDB」は、メーカー公式で24.5インチ・フルHD・Fast IPS・最大240Hzの仕様を確認できます。調査時点の実売最安価格は9,980円でした。
つーてっぷでは同日、「2万円以下・23.8~24.5インチ・フルHD・144Hz以上」の20製品を調査しました。実売価格の中央値は12,980円です。
| 調査条件 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 2万円以下 |
| 画面サイズ | 23.8~24.5インチ |
| 解像度 | フルHD |
| リフレッシュレート | 144Hz以上 |
| 調査製品数 | 20製品 |
| 実売価格の中央値 | 12,980円 |
| 調査日 | 2026年9月7日 |
この12,980円は、ゲーミングモニター市場全体の相場ではありません。上記の条件で調べた20製品の中央値です。実売価格もセールや販売店によって変わるため、購入時には最新価格を見る必要があります。
1万円台でも高リフレッシュレートの製品を選べる
価格を抑えても、選択肢が144Hzまでに限られるわけではありません。今回の20製品には144Hzから300Hzまでありました。
| 最大リフレッシュレート | 製品数 | 割合 |
|---|---|---|
| 144Hz | 5製品 | 25% |
| 180Hz | 5製品 | 25% |
| 200Hz | 5製品 | 25% |
| 240Hz | 4製品 | 20% |
| 300Hz | 1製品 | 5% |
180Hz以上は15製品で75%、200Hz以上は10製品で50%。240Hz以上になると5製品で25%まで減りますが、2万円以下でも候補はあります。
個別の仕様を見ると、MSI MAG 256F E20は最大200Hz、MAXZEN MGM25IC04-F240とAOC 24G11ZE/11は最大240Hzです。
安さを優先する場合でも、144Hzだけに絞らず、同じ予算で180Hzや200Hz以上まで比べられます。どの程度のリフレッシュレートが必要か迷う場合は、ゲーム別のリフレッシュレートの選び方も参考にできます。
安いゲーミングモニターで確認したい性能

「安いなら最低でも○Hz」と一律には決められません。遊ぶゲームや使用するPCによって、必要な条件が変わります。
予算内で探し、自分が求める解像度やリフレッシュレートに対応しているかを見ます。今回の調査範囲では、2万円以下でもリフレッシュレートの選択肢は複数ありました。
同じ価格帯の144Hz・180Hz・200Hz以上を比較する
今回の20製品では、144Hz・180Hz・200Hzがそれぞれ5製品あり、240Hzと300Hzの製品も含まれていました。高Hzになるほど価格が順番に上がる分布ではなく、240Hzの製品が200Hzや144Hzの製品より安いケースもあります。
だからといって、数字が大きい製品を選べばいいわけではありません。必要なリフレッシュレートはゲームや使用環境によって変わります。同じ予算でどこまで選べるのかを比べるための数字として見れば十分です。
接続方法による上限にも注意が必要です。ドウシシャ DGF240SWBは、DisplayPort接続時が最大300Hz、HDMI接続時は最大240Hz。同じモニターでも使う端子によって最大値が変わります。
安いゲーミングモニターを選ぶときの注意点

価格とゲーム性能だけでなく、普段の使い方に関わる機能も見ておきたいところです。高リフレッシュレートでも、必要な機能が揃っているとは限りません。
スピーカーやスタンドなどの付加機能を確認する
今回調査した20製品のうち、内蔵スピーカー付きは5製品。残る15製品には搭載されていませんでした。
ドウシシャの「DGF240SDB」は最大240Hzですが、メーカー公式仕様では内蔵スピーカーなし、スタンド調整はチルトのみです。MSI MAG 256F E20も、高さ調整・スイベル・ピボットには対応せず、チルトのみとなっています。
低価格モデルがすべて同じ仕様というわけではありません。外付けスピーカーを使うなら内蔵スピーカーなしでも問題なく、モニターだけで音を出したいならスピーカー搭載モデルに絞れます。
リフレッシュレートだけでコスパを判断しない
同じ価格帯でも、接続端子やスピーカー、スタンド、保証には違いがあります。リフレッシュレートだけでコスパの良し悪しは決まりません。
選ぶ順番はシンプルです。
- 予算内の製品を探す
- 求める解像度やリフレッシュレートに対応した製品を残す
- 同じ価格帯でリフレッシュレートを比べる
- 必要な接続端子・スピーカー・スタンド機能を見る
- 保証内容を見る
応答速度については、メーカーによってGTGやMPRTなど異なる指標が使われています。「0.5ms」と「1ms」という数字だけを比べて、0.5msの製品が必ず優れているとは判断できません。
まとめ
2026年9月7日に、2万円以下・23.8~24.5インチ・フルHD・144Hz以上の20製品を調査したところ、実売価格の中央値は12,980円でした。1万円台前半からでも安いゲーミングモニターを選べます。
20製品の75%が180Hz以上、50%が200Hz以上でした。安さを重視する場合も、144Hzだけに絞る必要はありません。同じ予算の180Hzや200Hz以上まで比べ、必要な接続端子やスピーカー、スタンド、保証を見て選びます。
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